雨上がり

今学期も後半戦に突入。

今朝のセミナーはとどめをさせず次回に持ち越し。
90分って短い(なんて自分が聞く立場なら思いもしないけれど)。
昼休み前の授業で,15分オーバーしてしまい,それまで教室に入れなかった人たちには申し訳なかった。

最近数学や物理のサポートをしてあげている1年生がいて今日も夕方熱力学の質問を受けた。明日中間試験があるらしい。
熱力学は僕が大学2年間で一番向き合ったものの一つ。
熱力学は使う数学は大変初歩的なのに理解するのは容易ではない。
逆にいえば高級な道具を持っていなくても深く考えることができる。

特殊関数

今日やっと特殊関数と仲良くなれそうな気がしてきた。

以下特殊関数とは無関係。
昨日も先週に引き続きソリトンセミナーの発表。広田のソリトン解,KdVのソリトン解を示すのがメイン。
その日の登校前に電車の中で今までサボっていた多変数の広田微分の具体的な式を書く。素直に計算すれば全く問題なし。
ただ逃げていただけだったのだ。セミナーの最初にそれを紹介して前回示した広田微分の諸性質をおさらいした上でソリトン解の考察につなぐという,話の流れは完璧。テキストには記載のなかった「ソリトンっぽさを実感する」もきちんとやれたと思う。
τ関数の物理的意味を先生に問われて答えられなかったのだが,初見で分配関数と見破れというは無茶でしょう。
自分の担当分が来週終わるのは確実だがはたしてどのくらい時間がかかるか。目標は1時間。

ローテンション

ソリトンセミナ―で発表。昨日の疲れが抜けず,調子が出ない。準備ノート12ページ中4ページしか進まなかった。今回は広田微分の準備にほとんどの時間を費やす。次回は一通り担当章の説明を終えたいところ。ペースを上げていこう。

今週は場古典を読み進めなければ。日曜朝からゼミ。次の私の担当は7章=光学。

学生実験のレポもそろそろ書き始めないと。次の種目が始まる前に完成させよう。

今日は2限から5限まで授業があったのだが,疲労のせいかどうも授業に集中できなくて4限の前にリタイアした。帰宅して5−6時間ほど睡眠をとってしまった。気がつけば五月もあと2週間。そして二十歳でいられるのもまた…。

ソリトンの数理

最近めっきりやる気が出ない。
鬱々とした気分ながらも何かを紡ぎだしながら毎日を過ごしている。

・今日はソリトンセミナ―の担当,のはずが突然の休講に。通学中の電車の中で発表の構想を練ってかなり見えてきていたので余計に残念。

・場の古典論は4章まで終了。テンソルにはだいぶ慣れてきた。

・ベッセル関数とは未だお友達になれず。ルベーグも全然進まない。方針転換が必要か。しばらくはソリトンと多めに付き合おうかしら。。。

エントロピー

徹夜明けながら,最近気になっていた議論が進展。

熱力学エントロピー統計力学エントロピーを結びつける論理を明確にしたかった。
等重率の原理と熱力学を前提に確率モデルの定義や状況設定をきちんとして統計力学でよく出てくる定番の「全エネルギー一定,全粒子数一定のもとでシャノンエントロピーを最大化する確率分布としてカノニカル分布を導出する」という一見熱力学とのつながりが明らかでない議論を正当化するものである。
今日は一応議論の筋を自分で書いて納得した。細かいところの証明ができていないが,近々誰かに相談して厳密な議論に昇華させたいところ。


ソリトンセミナ―は次次回担当。予習が間に合うのか?

・場古典セミナーは今度の金曜日に発表。なんとか2-3時間で非相対論的解析力学の基本事項のおさらい,相対論的力学の定式化,衝突・散乱の練習問題の解答,の三点を一切のメモを見ずにやりきりたい…が,なかなか厳しいかもしれない。

1週間

新学期開始から明日でちょうど1週間を終える。

ランダウ・リフシッツの場古典は避けては通れないらしい。「今学期は死ぬことを覚悟せよ」と言われて,内心やっちまったと思いながら,何気に乗り気な自分。今度の金曜日から週1でやる。今学期中に一通り読み終える予定。無理だよ。きっと。
2章相対論力学の途中まで読む。今読むとだいぶピントが合って,構成の素晴らしさに気づく。行間を埋めながら読むことにもかなり慣れてきた感じがする。
・今学期も授業の一環でセミナーをやる。今度は岩波から出ている「ソリトンの数理」というテキストを読む。まさかこの時期にソリトンをかじることになるとは思いもしなかった。現在第1章を読み終えたところ。記述は丁寧。どうしても計算が合わないところがあるが,諦めて先へ進む。
・計算機実習の授業のために,C言語を自習。速習教材が用意されてが,よくこんなのが作れるものだと思う。目的がはっきりしているためかもしれない。タイムリミットは後10日くらい。
・あとは量子力学統計力学の演習や学生実験の予習など,開始早々てんこもり。
・それでシナイ確率論はお休み中。手を動かさなくなってからも電車の中で眺めたりしていたが,今はもう全く手が回らない。

欲張ってルベーグ積分論を自習したいのだが(テキストは用意済み)いかんせん余裕がない。セミナー準備,実験予習,演習のサイクルを作ってその中で自習する余裕を取るようにしたいが,そううまく行きはしまい。

マルコフ連鎖

・5章マルコフ連鎖の最後の一節(応用)を残してほぼ読み通した。一応返却期限が6日だがそれまでに10章まで行くのはちょっときつい。

・1=0.999…を切り口に無限級数に迫る,という“授業”を中3の時に文化祭のクラス企画でやったが見事に失敗だった。出し物としては成功だったが数学的な中身としては不十分極まりない。とはいえ自分の持っていたイメージそのものは外していなかった。当時の時分には収束概念を追い詰め切れなかった。いつかリベンジをしたいという気持ちも最近は薄れている。

・白州正子のエッセイにはまっている。自分には珍しいことである。

・きれいな等式:12=3×4,56=7×8
大学の学期の番号からふと思いついた。1から8までの自然数が順番に出てきて,しかも1から4と5から6で同じ形になるのが不思議。もちろん一般に成り立つ式ではなくある意味偶然。個人的には初対面だったので書いておいた。

・毎回タイトルをつけるのが面倒なのでどうにかする。日記の内容自体今回みたく雑然とメモ的なものが多くなるだろう。