large deviation

large deviationを復習。9月に学部生が数十人集まるセミナーで話す内容を練る。一度期待が泡になるも,深夜から今朝にかけてなんとか話の筋はできた模様。そして平衡統計力学の論理構造について再理解。どうやら一度理解したつもりのことが引っかかっていたようだ。何を基礎に置くかについて整理できたつもり。
なんと、テキストを作れ、と言われているので、(締め切りは5日!)何とかしよう。

Weinberg

Weinbergの場量子の原書第1巻をamazonで購入。ランダウ統計物理より薄くてびっくりした。
先週からこちらのゼミを2人で始めていて,先週に引き続き今週も僕が話す。
って明日の夕方なのである。もちろん一通り予習はしてあるけど話す準備がまだ。
2章を担当しているが,先週は相方に結構突っ込まれてしまった。
Weinbergは初めて読んだ時にはほとんどわからなかったが1カ月ほどしてから急にピントが合ってきて楽しめるようになってきた。
それでもまだ5章の半ばで止まっている。
最近は別の読書を進めているせいで,weinbergは2週間前から止まったままである。
何かと立て込んでいる。
今日は午前中セミナーに出て午後2人の先生と議論、相談。その後金曜のセミナーの発表準備。
ロジスティック写像やテント写像はなじみ過ぎて何の不思議も感じなくなっていたが,実際にPC上で計算させて周期倍増分岐やさまざまな周期解の出現を見るのはやはり面白い。計算機を使えばいろんなバリエーションで遊ぶこともできる。大学のPCにはmathematicaが入っているので計算は非常に楽である。

stochastic energetics

ランダウ流体力学は3章「乱流」の途中最初の方まで読んで読み進むのをいったん中止。
ワインバーグ場の量子論は4章まで通読した後再度2章からやや精読して理解を深める。5章を眺めて現在休憩中。
しばらくしたら読むのを再開。5月から友達と(とりあえず)2人でその本のゼミを始める。先行き不明。

金曜から5人で関本さんのstochastic energeticsの自主ゼミが始まった。初回は顔合わせ+最初の確率・確率過程の箇所について自分が解説。
M2×1,M1×1,B4×3,という異色のメンツ。バックグラウンドもばらばらで実験系も理論系もいる。
4年生になったら読もうと個人的に考えていたので願ってもいないお誘いだった。

先週から生物物理の研究室で自主的に実験をさせてもらっている。大腸菌を培養して光ピンセットでトラップするという簡単な操作から始めた。こちらも先行き不明(一応の方向性は定まってはいるけれど,どうなるかわからない)。

1年前は4月半ばにして五月病的な症状が出ていたけれど今年は大丈夫みたい。

ルベーグ積分

昨年は早期に挫折してしまった伊藤さんのルベーグ積分入門を読みながら,期末レポートと格闘。意外にはまってようやく終わった。これで安心して寝られる。

ランダウリフシッツ統計物理の自主ゼミは本日をもって終了。今日は相方がランダウの2次相転移理論について解説。彼は2次元イジングモデルの解法を理解したかったようだが,最後まで行けなかったようだった。時間があれば僕も考えてみないと。ゼミは終わったけれど,1,2月のうちに統計物理はもう少し読んでおきたい。少なくとも揺らぎの章は読み残しを消化したい。

2週間

これから2週間はレポートやら試験勉強やらに取り組まなければならない。
セミナーの発表も場古典ゼミのみ。それもほんの少し残っているだけ。
火曜は学生実験の最終回で発表をすることになっている。まずはその準備を終わらせよう。

「origin of sex rivisited」は頑張って読んだ割には微妙だった。主張はそこそこ面白いが,シミュレーションの方法・結果に疑問が残る。