講義2

前回は講義に出ていないという話。

今回は講義最終回の話。

7月に入ったばかりだが早くも講義が終わりつつある。水曜日の授業は今日で終わりだった。それに気づいたのは今日。
今学期の初回は水曜日だった上水曜日は休日になることがないから毎週授業がある。それでほかの曜日に比べると同じ週でも授業回数が多くなるのだ。

1時限目は日本語日本文学。かつては森羅万象を扱う学問(哲学,思想)を読み書きを通して学習し自己を鍛えるプロセスが「文学」の営みであった。しかし明治に入って実用性が重んじられてくると,人の心をありのままに描くことに主眼が置かれるようになった。西洋の体系化された自然哲学が輸入され,文学の範囲が狭まったと見ることもできる…おかしい所も多々あるかもしれないが,要約するとこんな感じであろうか。
後3週間で今学期のおさらいをすませ出来るだけ自分の言葉で授業で扱われたトピックについて論述できるようになりたい。

2時限目は数理科学2(常微分方程式)の繰り上げ試験。試験時間をフルに使って何とか解ききった…かに思えたが,冷静に思い返すと,ケアレスミスやとんでもない論理的な間違いを犯していたことが発覚。

3時限目は授業なし。以前友人に教えてもらった「みうら折り」なる折り紙の技を練習する。というのも明らかにその友人が暇つぶしに折ったであろう紙が試験の教室に落ちていた!それで試しに折ってみた。はじめはどうしたらいいか忘れていたが,しばらくして手が折り方を思い出し,どんどん折ることができた。折り方を習ったときはえらく難しく感じたが,今や(雑に折るだけなら)なんでもない単純作業だ。しかし奇麗に折るのは大変だ。

4時限目は1年生の熱力学の授業に潜入。清水明先生の教科書を使った講義を聞いたのは最初でおそらく最後。最終回は相転移について。教科書だけ読んでもわかった気になれなかったことが,耳で聞くとよく浸透してきて,いい刺激になった。こんなことができたのもその授業を知り合いの一年生が履修していたからなのだが。


とにかく来週の水曜日は授業がない。たまったことを消化する絶好のチャンス。
試験対策ばかりしてもいられないが,こちらも手も抜けない。
日頃計画性のない自分だが今月は計画的に進めていかないときつい。