詳説世界史研究
昼頃映画を見に行こうと思って電車に乗ったはいいが,急にその気がなくなり,結局引き返した。
そのまま帰るのもどうかと思って,駅の近くにありながらいままで一度も行ったことのなかった本屋を訪れる。
そこで買ったのが山川出版の「詳説世界史研究」という高校学習参考書。
- 作者: 木下康彦,吉田寅,木村靖二
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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高校では1年間しか世界史をやっていない。日本史となると高校では全くやっていない。僕は地理を選択したのだが,それは地誌が好きだったからだ。
それで世界史にも興味は前々からあったのだろうと思うが,一度に大量に別に興味もないことをやるのは嫌になる。自分の頭の中でストーリーを少しずつ構成しながらやっていけるくらいのペースで世界史の本を読むのは楽しい。
日本史にも興味はあるが,今日いくつか本を開いてみてもどうも興味をそそられない。なぜだろう。
そのほかの話題。
今度の金曜日のファインマン経路積分ゼミの担当になっているので毎日少しずつ予習をしている。書いてあることはこれまでのところ,そう難解ではないのだが,ときどきややこしい計算をさせられるのがなんとも大変だ。自分の担当部分がいやらしい問題がいくつかあって,まだどれも完全に解決してはいない。あと数日のうちに進歩があるといいな。
明日は多様体ゼミ。どうにか3章まで読み終える。3月中に3章までいけたらいいなんてことを言っていたから,順調と言える。
先に進んでもよかったが,読んでいて自分の中で整理しきれていない事項があるのに気づき,おさらいをした。
位相空間の概念にはだいぶなじんできたつもりではあったが,今回改めて自分でどこまで説明できるかやってみた。
多少は見通しが良くなっているかな,といったところ。この前ブルバギの位相空間論のゼミをしてもらったが,ああいう集合の言葉で記述する面白さも感じ始めてきた。極限の概念を集合論的に記述するのは慣れないうちはどうも好きになれなかったが今はその方がしっくりくる。
フィルターとかコンパクトといった概念が身にしみてくる日も近いだろう。
熱力学の相転移をやろうと思いながらろくにやっていない。
明日何もなければもうしばらく起きていてもいいが,数学のゼミをするからそうもいかない。今までに2回ほど寝坊して迷惑をかけているわけだし。