解析概論

午前中,高木貞治の解析概論第5章解析函数を読む。

解析概論 改訂第3版 軽装版

解析概論 改訂第3版 軽装版

1年生のうちに微分積分級数を一通り終わらせたためだろうか,以前は難しく感じた内容もすんなりそして面白く読めた。
2月半ばから友達と「多様体の基礎」を読んでいる影響もあるだろう。
多様体の基礎 (基礎数学5)

多様体の基礎 (基礎数学5)

ここしばらくいまいち気が乗らない日々を過ごしてきたが,今日の午前に概論を読んでいるときは久しく感じていなかったワクワク感を覚えた。


楽しいから数学や物理をやってきていたつもりがどこかの時点で「自分は数学や物理が好きな人間なのだ」とかえって自分を束縛してきた。
そのことにはそれこそ1年以上前から気づいていたはずだが,どうしても抜けきれなかったところがある。
ほかに興味を見出せなくなっていた。


最近友達のバイオリンに触れたり,谷川俊太郎の詩集を読んだり,「大人の科学」のキット“テルミン”で遊んだり,数学を心から楽しむ人(自分もそうだと思っているのだが)とゼミをやったりしているうちに,今まで水道管の詰まりが解消されてきているような状態になっている。


こんな感じに徒然と日々の学習状況を交えつつ自分の頭の中を整理する意味をこめてここに駄文を記していこうと思う。